せん断力図(SFD)・曲げモーメント図(BMD)自動描画アプリ【Webアプリで学ぶ材料力学】
材料力学を習得するとき、せん断力図(SFD)や曲げモーメント図(BMD)が出てきます。便利な図ですが、つまずき易いところでもあります。そこで、これらの図を理解して使いやすくするため、自動描画するWebアプリを作成しました。このアプリを使って、せん断力図や曲げモーメント図を使いこなしましょう!
梁の支持条件・長さ・荷重を入力すると、せん断力図(SFD)と曲げモーメント図(BMD)を自動的に描画します。複数の荷重にも対応しています。パソコンでもスマホでも無料で使えます。
この記事はYouTube動画で紹介した内容の概要です。詳細は動画をご覧ください。
せん断力図・曲げモーメント図 自動描画アプリの紹介
アプリ画面

画面は大きく3つに分かれています。
- 左側:入力欄 — 梁の条件(支持条件・長さ・単位)、荷重、評価位置を指定します
- 中央:図 — 上から順に、対象の梁、せん断力図(SFD)、曲げモーメント図(BMD)が描画されます
- 右側:計算結果 — 支点反力、最大せん断力、最大曲げモーメント、指定した位置のせん断力・曲げモーメントが表示されます
※パソコン版の画面です。スマホ版はレイアウトが少し異なります。
アプリの使い方
支持条件を選ぶ

支持条件は次の3種類から選べます。梁の長さと単位も指定できます。
- 単純支持梁(両端支持)
- 片持ち梁(左端固定)
- 片持ち梁(右端固定)
荷重を指定する

荷重は次の4種類に対応しています。
- 集中荷重 P — 大きさと位置を指定
- 等分布荷重 — 大きさと、始点・終点を指定
- 台形分布 — 分布荷重が一定でないときに使用。一端を0にすれば三角形分布になります
- モーメント — モーメントが作用する条件
符号の規約は次のとおりです。
- 荷重(P・w)は下向きを正(N)
- 位置 a は左端からの距離(m)
- 分布荷重は始点 a 〜 終点 b に作用(台形は w1(a端) 〜 w2(b端))
- モーメント荷重 M0(N·m)は反時計回りを正
荷重を追加する

荷重が1種類だけでないときは、「+ 荷重を追加」を選べば2つ目の荷重を指定できます。2つだけでなくさらに増やすこともできるので、複雑な条件の梁のせん断力図や曲げモーメント図を描くことができます。
評価位置を動かす

マウスや指で評価位置を変更すると、中央の図の評価位置が移動し、右側にその位置のせん断力・曲げモーメントが表示されます。どの位置でどのようなせん断力や曲げモーメントが作用しているかを確かめられます。
せん断力図(SFD)・曲げモーメント図(BMD)の紹介動画
せん断力図や曲げモーメント図の描き方は、下記の動画で解説しています。
せん断力図(SFD)と曲げモーメント図(BMD)とは?梁に作用する負荷を可視化しよう!【初めて学ぶ人のための材料力学の教室】
せん断力図(SFD)と曲げモーメント図(BMD)の描き方・使い方:先端に集中荷重が作用する片持ち梁
せん断力図(SFD)と曲げモーメント図(BMD)の描き方・使い方:曲げモーメントが作用する片持ち梁
せん断力図(SFD)と曲げモーメント図(BMD)の描き方・使い方:全体に分布荷重が作用する片持ち梁
せん断力図(SFD)と曲げモーメント図(BMD)の描き方・使い方:集中荷重が作用する単純支持梁
これらの内容を組み合わせたり応用すれば、他の条件の梁のせん断力図や曲げモーメント図も描くことができます。まずは自分が知りたい条件をアプリに入力して、図がどうなるかを確かめてみてください。
アプリ内の「▶ 解説動画を見る」ボタンからも解説動画に移動できます。
まとめ
- 材料力学で重要なせん断力図(SFD)・曲げモーメント図(BMD)を理解して使いこなせるように、自動描画するWebアプリを作成しました
- 梁や荷重の条件を入力すると、SFDとBMDを自動的に描画します。複数の荷重にも対応しています
- 様々な梁のSFDやBMDを実際に描いてみると理解しやすくなります。関連記事・動画もぜひご覧ください
YouTube動画でより詳細に説明しています。ぜひご覧ください。
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