応力特異場【材料力学用語辞典】
zairiki
生活に役立つ材料力学
材料力学用語辞典では、材料力学で出てくる専門用語を分かりやすく紹介しています。今回の用語は「ラーメン構造」です。
この記事はYoutube動画で紹介した内容の概要です。詳細は動画をご覧ください。

ラーメン構造とは、接続部の角度が変化しないように複数の部材を接続した構造で、四角形が基本となります。名前は食べ物のラーメンではなく、ドイツ語の「Rahmen(枠・額縁)」に由来します。接続部が回転自由なトラス構造と異なり、ラーメン構造では接続部の角度が固定されているので、各部材は引張・圧縮変形も生じますが曲げ変形が主な変形になります。
トラス構造は三角形を基本としますが、ラーメン構造は四角形が基本になります。そのため、内部に空間を確保しやすい利点があり、窓やドアが必要な住宅建築や人が通る門などに広く採用されています。

ラーメン構造の各部材の応力やたわみは、自部材が短く断面形状が大きいほど小さくなります。これはトラス構造や単純支持梁と共通する傾向ですが、ラーメン構造では接続部が固定されているために他部材の条件(長さ・断面形状・材料)によって自部材の応力やたわみが変化します。ラーメン構造ではすべての部材が連成しており、構造全体を考慮した解析が必要です。そのため、ラーメン構造の設計には有限要素法(FEM)などの数値解析が多く用いられます。

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