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自宅で無料で使える有限要素法(FEM)
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今回の内容
今回は、FEMで応力特異場の応力を評価するときの要素分割の影響を考えましょう。応力特異点では応力が∞になるので要素分割の影響が非常に大きく、悪用すれば最大応力を自由に変えることもできてしまいます。正しい評価方法をマスターしましょう。
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まとめ
- 応力特異点では理論的に応力が∞だが、有限要素法(FEM)では有限な値になるので、計算誤差が∞。FEMで求まる応力特異点の応力自体に物理的な意味はない。
- FEMで応力特異場を扱うとき、解析の目的に合わせて①特異場を厳密に評価②簡易的評価③評価しないなどの方法を選定し、評価方法に適した要素分割を用いる。
- FEMで応力特異場を評価するとき、要素分割の影響で結果解釈を間違えない様に要注意。要素寸法を変えれば応力特異点の応力を自在に変えられるが、悪用厳禁!
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