複合材料の等価な弾性係数【材料力学用語辞典】

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材料力学用語辞典
  • 材料力学を勉強している人、材料力学を使っている人向け
  • 材料力学に出てくる専門用語を理解しよう!

今回の内容

この材料力学用語辞典では、材料力学で出てくる専門用語を分かりやすく説明していきます。今回の用語は「複合材料の等価な弾性係数」です。鉄筋コンクリートやカーボン繊維強化プラスチックなど、複数の材料が組み合わされている材料の弾性係数を求められる様になろう。

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まとめ

  • 複合材料は、複数の材料を組み合わせて、単独の材料では実現できない特性を発揮。積層構造、フィラーや繊維を含有した構造など様々あり、身近な製品に適用されている。
  • 複合材料を仮想的な1つの材料と扱うとき、特性が同じになる物性値が「等価な材料物性値」。積層構造の等価な縦弾性係数は、各層と全体の変形を考えると求まる。
  • 複雑な構造を持つ複合材料では「均質化法」を用いて、ミクロな構造が周期的に配置されていると考えると等価な材料物性値が求まる。

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