材料力学用語辞典

衝撃応力【材料力学用語辞典】

zairiki
材料力学用語辞典
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  • 材料力学に出てくる専門用語を理解しよう!

材料力学用語辞典では、材料力学で出てくる専門用語を分かりやすく紹介しています。今回の用語は「衝撃応力」です。

この記事はYoutube動画で紹介した内容の概要です。詳細は動画をご覧ください。

衝撃応力とは・衝撃荷重による応力の求め方

「衝撃荷重による応力」と題したスライド。左側に高さhの位置から速度V0で棒に向かって落下する質量Mの球と、長さL・断面積A・縦弾性係数Eの棒(圧縮変形量λ)が示されている。右側に「球が棒に衝突したときに棒に生じる応力は?」という問いと、仮定として「球のエネルギーが全て棒のひずみエネルギーになる」「棒は弾性変形する」「衝突部の局所的な応力は無視」の3点が記載されている。
衝突体のエネルギーが全て部材のひずみエネルギーに変換されると仮定して衝撃応力を求める。

衝突などで瞬間的に作用する荷重を衝撃荷重といい、そのとき部材に生じる応力を衝撃応力といいます。衝撃応力は、自動車の衝突やスマホの落下、プレス加工など様々なケースで生じます。

衝撃応力を求めるには、エネルギー保存の考え方を用います。衝突する物体が持つエネルギー(位置エネルギー+運動エネルギー)が、全て部材のひずみエネルギーに変換されると仮定します。この仮定のもとでエネルギーの釣り合いを考えると、部材の変形や衝撃応力を計算できます。

衝撃応力の計算例

丸棒の上部に球が衝突することで棒に生じる最大応力は、上図の式で表されます。落下高さhや初速V0が大きいほど応力は大きく、最低でも静的な応力の2倍以上になることが分かります。

まとめ

「まとめ」と題したスライド。①衝突などで瞬間的に作用する荷重を「衝撃荷重」その時に生じる最大応力を「衝撃応力」という、②衝突する物体が持つエネルギーが全て部材のひずみエネルギーになると仮定すると衝突する物体の位置エネルギーと運動エネルギーの和が部材のひずみエネルギーに等しいという関係から衝撃応力が求まる、③衝撃荷重や応力は自動車の衝突やスマホの落下プレス加工など様々な場面で課題になる、の3点が赤枠なしで記載されている。
衝撃応力の定義・求め方・活用例のまとめ。
  • 衝突などで瞬間的に作用する荷重を「衝撃荷重」、その時に生じる最大応力を「衝撃応力」という。
  • 衝突する物体が持つエネルギーが全て部材のひずみエネルギーになると仮定すると、「衝突する物体の位置エネルギー+運動エネルギー=部材のひずみエネルギー」となり、この関係から衝撃応力が求まる。
  • 衝撃荷重や応力は、自動車の衝突・スマホの落下・プレス加工など、様々な場面で課題になる。

YouTube動画でより詳細に説明しています。ぜひご覧ください。

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