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ソリッド要素、シェル要素、ビーム要素【材料力学用語辞典】

zairiki
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  • 材料力学を勉強している人、材料力学を使っている人向け
  • 材料力学に出てくる専門用語を理解しよう!

材料力学用語辞典では、材料力学で出てくる専門用語を分かりやすく紹介しています。今回の用語は「ソリッド要素・シェル要素・ビーム要素」です。

この記事はYoutube動画で紹介した内容の概要です。詳細は動画をご覧ください。

ソリッド・シェル・ビーム要素とは

「ソリッド要素」と題したスライド。右上に6面体のソリッド要素と節点を示す拡大図、左側に片持ち梁をソリッド要素で分割した3次元メッシュモデル(先端に荷重矢印付き)が示されており、ソリッド要素が体積を持つ3次元要素であることを表している。
ソリッド要素は6面体などの体積を持つ3次元要素。節点の自由度は3(x・y・z方向の並進変位)。

FEM(有限要素法)では、解析モデルを小さな要素に分割します。代表的な要素の種類として、ソリッド要素シェル要素ビーム要素があります。それぞれ形状・自由度・必要な入力情報・計算時間が異なり、解析目的に応じて使い分けます。

ソリッド要素は6面体などの体積を持つ3次元要素です。節点の自由度は3(x・y・z方向の並進変位)で、厚さ方向も含めた詳細な応力分布の表現に適しています。一方、要素数が多くなるため計算時間が長くなります。

各要素の特徴と使い分け

「要素分割の種類」と題したスライド。左側に片持ち梁の元形状、右側に同じ梁をソリッド要素・シェル要素・ビーム要素・2次元要素の4種類でそれぞれ分割したFEMモデルを比較表示しており、各要素の分割の違いを視覚的に示している。
同じ梁をソリッド・シェル・ビーム・2次元要素で分割した比較。要素の種類によって扱える応力分布や計算時間が異なる。

シェル要素は厚さを持たない面要素で、節点の自由度は5(3並進+2回転)です。事前に中立面の算出が必要ですが、ソリッド要素より要素数が少なくなるため計算時間は短いです。薄板・板金などの解析に適しています。ビーム要素は体積や面積のない線要素で、自由度は6(3並進+3回転)です。解析前に断面二次モーメントや断面係数の算出が必要です。

ビーム要素は要素数が極めて少ないため計算時間は極短ですが、詳細な応力分布は表現できません。梁・フレーム構造の全体変形を素早く確認したい場合に適しています。必要な精度と使える計算時間に応じて、これらの要素を使い分けることが重要です。

まとめ

「まとめ」と題したスライド。①ソリッド要素は6面体などの体積を持つ要素で詳細な応力分布の表現に適するが計算時間が長い、②シェル要素は厚さを持たない要素で中立面の算出が必要・計算時間は短い、③ビーム要素は体積や面積の無い梁モデルの要素で断面二次モーメントや断面係数の算出が必要・詳細な応力分布は表現できないが計算時間は極短、④必要な精度や使える時間に応じて使い分ける、の4点が赤枠なしで記載されている。
ソリッド・シェル・ビーム要素の定義・特徴・使い分けの方針。
  • ソリッド要素は、6面体などの体積を持つ要素。詳細な応力分布の表現に適するが、計算時間が長い
  • シェル要素は、厚さを持たない要素。用いるには中立面の算出が必要。計算時間は短い。
  • ビーム要素は、体積や面積の無い梁モデルの要素。断面二次モーメントや断面係数の算出が必要。詳細な応力分布は表現できないが、計算時間は極短。
  • 必要な精度や使える時間に応じて使い分ける。

YouTube動画でより詳細に説明しています。ぜひご覧ください。

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