垂直応力とせん断応力【材料力学用語辞典】
zairiki
生活に役立つ材料力学
材料力学用語辞典では、材料力学で出てくる専門用語を分かりやすく紹介しています。今回の用語は「3点曲げ試験と4点曲げ試験」です。
この記事はYoutube動画で紹介した内容の概要です。詳細は動画をご覧ください。

材料の曲げ強度や弾性率を測定する代表的な方法に、3点曲げ試験と4点曲げ試験があります。3点曲げ試験は、試験片を下治具の2点で支持し、上治具で中央1点から荷重を加えて試験片を曲げる試験方法です。上下合わせて3点の接触点があることから「3点曲げ」と呼ばれます。
4点曲げ試験は、下治具だけでなく上治具も2点で試験片と接して試験片を曲げる試験方法です。上下合わせて4点の接触点があることから「4点曲げ」と呼ばれます。

3点曲げ試験では中央の荷重点に最大の曲げモーメントが集中し、最大曲げ応力は σ_max = FL/4Z(F:荷重、L:スパン、Z:断面係数)で表されます。最大応力が試験片の中央1点に発生するのが3点曲げ試験の特徴です。4点曲げ試験では上治具の2点間で曲げモーメントが一定になるため、その区間で均一な最大応力σ_max = FL1/2Z(L1:上下治具の支持点の距離)が生じます。Lが同じであれば、3点曲げ試験の方が最大応力は大きくなります。
3点曲げ試験は装置が簡単で大きな応力を発生させ易いので、小さい試験片に適しています。4点曲げ試験は上治具2点間で一様な応力が生じるので、繊維強化プラスチック(FRP)などんp不均質な材料の強度評価に適しています。

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